は忠告するのだけど、ケリーはオバケに夢中さ。処女もオバケに捧げたって話さ。どういうことなのか、僕にだってわかんないけど、そういうことらしいんだ。そして、17歳のとき、ケリーたちの住むオクラホマ州で、薬物禁止法とデジャブ奨励法が制定された。それは、そのときの州知事が、薬物をはげしく憎み、デジャブをこよなく愛する、というアンバランスな性格が色濃く反映されたと、もっぱらの評判だったのさ。
 ここから湿っぽくなっちゃうけど、ケリーはそのころには、はたから見たら、オバケに市民権を!と活動する、立派なジャンキー。その、あらたに制定された法律で、しょっぴかれてもおかしくなかった。しかしその、ときおり遠い目をするところから、デジャブ奨励法も適応されて、その、アンバランスさが、人々の心は揺れうごかしていたんだ。いっぽうで