子どもたちの子どもたちの子どもたちへ

13.子どもたちの子どもたちの子どもたちへ

最近知った話だけど、自分の母方の曽祖父はアル中で、最期は精神病院に入院して、発狂して亡くなったらしい。祖父も同じで、飲まないと生きていけず、飲むたびに誰かに迷惑をかけて生きていた。幸いにして母親にはそんな兆候はないのだけれども、見えていないだけかもしれない。そして自分は言わずもがな。メランコリーな気質は遺伝するってお話だけど、アル中ってのは遺伝するのだろうか? こういう気質が遺伝するのだとしたら、自分は社会存在として淘汰されるようにできているんじゃないだろうか?

そんなことを考えて、起きてからずっとうずくまる。起きるのも面倒くさいから、気つけに昨日飲んで枕元に放り投げた焼酎を手さぐりする。でも、残念ながら瓶の中は空っぽ。昨日の自分に「なんで明日の朝の一杯を残さないのだろう?」なんて問いかけるけど、きっと酔っ払ってるからそんなことは思いつかなかったんだろう。

覚悟を決めて外に出ても、何も変わらない。何かを変えれるのは、勇気を持った人だけだ。自分に特に欠けてるものだから、勇気を出すために一杯やろう。飲めば自分はスーパーマンにもなれるし、李白にもハイヤームにもなれるし、案外ブリジットバルドーになったりもできる。世界を変革するのは自分なのだから。

そして結局は、猛烈な二日酔い。